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あの場所は今

こんばんは、中村です。長らくご無沙汰しておりました。って、誰か見てくれている方はおられるのでしょうかね?

 

おかげ様で私は大変元気に働いております。市内某所で毎日餃子やしゅうまいを一生懸命作っております。札幌市民なら頻繁に通りかかる場所なので、偶然にお目にかかった方もおられるかもしれませんね。

 

朝は6時台に起き夜は12時前には布団に入る、春道堂を経営したいた時とは間逆の健全な朝型生活にもすっかり慣れ、ハードな肉体労働ゆえ体重が減りたっぷりと筋肉がつき、成人してから最も理想的な体型となりました。友達のみならず友達の夫や息子にまで筋肉を見せびらかす日々です。

 

15年近く自営業とアルバイト生活だった身としては、規定の時間働くだけでなにか失敗しても叱られても毎月同じ額の給料をもらえて、年金や健康保険も払ってもらえて、交通費や有給ももらえるなんて、会社ってすごいなぁと痛感しております。

 

 

さて、今でも私は月に何度もすすきのを訪れています。友達と飲み会もあれば一人飲みや買い物のついで、ただの散歩ってこともあります。今でもすすきのは大好きですのでね。隙あらばすすきのに向かいます。

 

で、一時期は行く度に春道堂跡地に新しい店が入っていないかチェックしていたのですが、ぜんぜん決まらないのでしばらく観察を怠っていたら、先日新たに「ポップ・アップ スナック 都通りスタジオ」と言う看板がついているのを発見しました!

 

なんだろう? POPミュージックを聴けるスナックか? ならばぜひ行きたい! と思い検索したところ……

 

http://himag.blog.jp/55101405.html

 

う~む、どうやらお店ではなく、対談を収録するためのスタジオのようです。まさかこんな使い方があるとは…… 

 

記事には居抜きのスナックを改装と書かれているけど、前は料理屋だったんですけどね…… いや、料理屋だった頃から、どこからどう見ても、スナックの内装ではあったのですが……

 

そして、あの湾曲したカウンターの中のあの厨房に私以外の人が立っていること、私のお客さん以外の人が店内で楽しそうにしていることに、ものすごい違和感を感じました。

 

店を閉めて1年8ヵ月が過ぎ、すっかり会社員生活も板についたというのに、いまだ「私の店」と言う感覚が残っていることに自分でもちょっと驚きました。

 

私が飲みに寄れる店じゃないのは大変残念ですが、私が友達と相談しながら真剣に考えた末に決めた壁紙や床、椅子やソファーがそのまま使われているみたいで、あの内装を気に入って使っていただけるのなら、それはなんだか嬉しいです。

 

店内禁煙で出るときには大掃除をして内装をきれいに保った店ですので、末永く活用していただけたらいいなぁと、今や何の権利もない立場なのに思います。

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