春道堂は2018年1月31日をもって閉店いたしました。

長い間のご愛顧本当にありがとうございました。

2020年

4月

19日

ご無沙汰しております

こんばんは、中村です。ご無沙汰しております。新型コロナウイルスの流行で大変な日々が続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか?

 

緊急事態宣言を受けて私の職場もついに臨時休業となりました。まさか生きているうちにこんな経験をすることになるなんてと、いまだ信じられない気持ちです。

 

自宅待機中なのでもちろん出かけることも人と会うこともできず、健康維持のためのウォーキングと食材の購入くらいでしか外出していません。しかし、働いていない間も満額ではないにしてもお給料をいただけるとは、本当に会社員とはありがたいものです。

 

 

そして、私の愛するすすきのが甚大な影響を受けていることに日々心を痛めています。

 

たくさんの店主たちが必死に努力して作り上げて来たすばらしいお店が、何の落ち度もないのに、ウイルスのせいで失われようとしています。

 

実際に私が気に入って通っていたお店も閉店することになりました。無念な気持ちは誰よりもわかりますし大変残念ですが、どうにもできません。

 

私がもし今店をやっていたらどうしていただろうと考えると、少人数の貸切形式にしてでも、なんとかして営業する道を選んだのではないかと思います。

 

店主だって感染することは怖いはずですが、収入が断たれると廃業せざるを得なくなります。おそらく多くの個人店は危険と知りつつも無理して営業し、営業している店があれば飲みに行く人も居ます。

 

自粛を要請するなら当然それと平行して速やかに補償金を出してあげて欲しいと切に祈ります。

 

このウイルスの流行が収まって、晴れてすすきのに遊びに行ける! となった時に、あの華やかなネオンが消え、ビルは空きテナントだらけで、お気に入りのお店がなくなってしまっていたら、なんて寂しいことだろうと思います。

 

国にはただ繁華街へ行くことの自粛を要請するだけではなく、なんとか手を差し伸べてあげていただきたい。本当にみんなをなんとか助けてあげて欲しい。

 

 

最近は気が滅入るのでニュースもあまり見なくなりました。果たしてこの戦いはいつまで続くのだろうと考えると、暗澹たる気持ちになります。

 

しかしこの日本はたくさんの人の命が一瞬で奪われた東日本大震災から10年もせずにかなりの復興を遂げました。それに75年前は戦争ですべてを失い焼け野原だった国です。

 

今回もきっと最短距離で復活して、街や飲食店が人でごった返し、いつでもどこでも大声で楽しく語り合える毎日を取り戻せると信じています。

 

とにかく今は一人一人が感染せずに生き延びることを考え、気を引き締めて行動するしかありませんね。

 

そして、日々戦場のような状況であろう医療関係者の皆さんと、休まずに働いていらっしゃる皆さんに心より敬意を表します。

2019年

10月

27日

あの場所は今

こんばんは、中村です。長らくご無沙汰しておりました。って、誰か見てくれている方はおられるのでしょうかね?

 

おかげ様で私は大変元気に働いております。市内某所で毎日餃子やしゅうまいを一生懸命作っております。札幌市民なら頻繁に通りかかる場所なので、偶然にお目にかかった方もおられるかもしれませんね。

 

朝は6時台に起き夜は12時前には布団に入る、春道堂を経営したいた時とは間逆の健全な朝型生活にもすっかり慣れ、ハードな肉体労働ゆえ体重が減りたっぷりと筋肉がつき、成人してから最も理想的な体型となりました。友達のみならず友達の夫や息子にまで筋肉を見せびらかす日々です。

 

15年近く自営業とアルバイト生活だった身としては、規定の時間働くだけでなにか失敗しても叱られても毎月同じ額の給料をもらえて、年金や健康保険も払ってもらえて、交通費や有給ももらえるなんて、会社ってすごいなぁと痛感しております。

 

 

さて、今でも私は月に何度もすすきのを訪れています。友達と飲み会もあれば一人飲みや買い物のついで、ただの散歩ってこともあります。今でもすすきのは大好きですのでね。隙あらばすすきのに向かいます。

 

で、一時期は行く度に春道堂跡地に新しい店が入っていないかチェックしていたのですが、ぜんぜん決まらないのでしばらく観察を怠っていたら、先日新たに「ポップ・アップ スナック 都通りスタジオ」と言う看板がついているのを発見しました!

 

なんだろう? POPミュージックを聴けるスナックか? ならばぜひ行きたい! と思い検索したところ……

 

http://himag.blog.jp/55101405.html

 

う~む、どうやらお店ではなく、対談を収録するためのスタジオのようです。まさかこんな使い方があるとは…… 

 

記事には居抜きのスナックを改装と書かれているけど、前は料理屋だったんですけどね…… いや、料理屋だった頃から、どこからどう見ても、スナックの内装ではあったのですが……

 

そして、あの湾曲したカウンターの中のあの厨房に私以外の人が立っていること、私のお客さん以外の人が店内で楽しそうにしていることに、ものすごい違和感を感じました。

 

店を閉めて1年8ヵ月が過ぎ、すっかり会社員生活も板についたというのに、いまだ「私の店」と言う感覚が残っていることに自分でもちょっと驚きました。

 

私が飲みに寄れる店じゃないのは大変残念ですが、私が友達と相談しながら真剣に考えた末に決めた壁紙や床、椅子やソファーがそのまま使われているみたいで、あの内装を気に入って使っていただけるのなら、それはなんだか嬉しいです。

 

店内禁煙で出るときには大掃除をして内装をきれいに保った店ですので、末永く活用していただけたらいいなぁと、今や何の権利もない立場なのに思います。

2019年

3月

03日

確定申告を終えて

こんばんは、中村です。気がつけばもう3月ですね。北海道の長く苦しい冬を乗り越えた末の春は一年で一番好きな季節です。

 

今日はお休みで確定申告に行って来ました。書類記載上の不明点をいくつか確認したかったので相談コーナーに並んだのですが、日曜のせいかタイミングが悪かったのか、丸椅子に座って2時間半以上待つことになりました。

 

朝から確定申告用の書類を印刷して最終確認をし、10時半頃には出かけたのに、税務署を出たときは2時を過ぎていました。外は風もなく、春めいてあたたかく、すばらしい青空でした。

 

昨年の確定申告に行った日もいい天気だったことを思い出し、ちょっと切なくなりました。あのころはまだ次の仕事も決まっていなくて、もちろん不安もあったけど、どこにも何にも所属していないことの開放感も強く感じていました。

 

そんなことを思い出しながらちょっと遠回りして春道堂時代に毎日のように通っていたスーパーに寄り、時間をかけて買い物をしてから帰宅し、一時間ほどお掃除をしたらもう晩ごはんの支度の時間になっていました。

 

こうして月に6回の貴重なお休みの一つがあっと言う間に過ぎ去って行きました。早く終わったら街に出て本屋にでも行こうかと思っていたのにそれも叶わず……

 

そしてふと気付いたのですが、休みの日にどこにも出かけず(税務署には行ったけど)、誰とも会わずに過ごしたのは、もしかしたら今の職場で働き始めて初のことかもしれないと。

 

私は外出好きなので、何もせずに休日が終わることなどものすごく損をした気分になると思っていたのですが、家にいる時間が長いと一日が長くゆったりと感じられ、たまにはこういう休日も悪くないなと。

 

 

確定申告を終え、出し忘れていた廃業届けも一緒に提出し、春道堂に関することのすべてが完全に終了しました。ついでに帰宅後になんとなく片付けないままでいた春道堂関係の書類を押入れにしまいました。

 

さびしさもちょっとありましたが、すっきりした気持ちの方が大きいです。私もまだ45歳。人生の折り返し地点を過ぎたばかりです。ここまで色々あったけど、これからもまだまだ色々あるかもしれません。

 

今の会社に入社して一年近く過ぎたと言うのに、いまだ日々叱られてばかりの修行中の身ですが、現状に満足せず、未来を信じてより良い人生を選び取るために挑戦する気持ちだけは常に持ち続けたいですね。

 

明日は月曜、土日お休みだった方も多いと思います。休み明けはけだるいかもしれませんが、生活の糧を得るため、みんながんばりましょうね!

2019年

1月

31日

あれから一年

こんばんは、中村です。今日は1月31日、思い起こせば一年前の今日が春道堂営業の最終日でした。

 

あれからもう一年もたったのだと思うとなんとも感慨深い。あっという間のような気もしますし、永遠と思えるほど長く感じた時期もありました。

 

昨年の一月の後半はもう最後だから1名様でも多くお迎えしたいと極限までご予約を受け付け、昼も夜も貸切満席という日もありました。

 

しかし店主も従業員も私一人だけですので、寝ているとき以外はずっと働いているような日々が続き、一月の後半には限界に近いほど疲労困憊し、いつ倒れてもおかしくないとの危機感を覚えつつ働いていました。

 

なので、お客さまにご迷惑をおかけすることなくすべてのご予約をまっとうできた最終日は、寂しいと言うよりもほっとした気持ちが大きかったのが正直なところです。

 

色々と落ち着いた今になって閉店前後のブログを読み返すと、なんとも切ない気持ちになります。

 

実は閉店日前後一週間は毎日店に泊り込んでいたんですよね。閉店前は仕込みのため、閉店後は片付けのため、目が覚めたらすぐに作業をして昼間に一度家に帰って入浴と着替えをして店に戻る日々でした。

 

丸々一週間、昼も夜もなくたっぷりと過ごしたおかげで、離れがたかったあの店とすっきりとお別れすることができました。

 

 

今はしがないサラリーマンのこの私が、子供の頃からの憧れの街だったすすきので三年以上も店主として過ごしていただなんて、すすきのの一等地の一室をまるで自宅のように使っていただなんて、奇跡のような夢のような出来事だったと今でも思います。

 

これから毎年、1月31日を迎えるたびに、茶色くて狭いあの店がぎゅうぎゅう詰めの超満員になった最終日のことを、少しの切なさと共になつかしく思い出すことでしょう。

 

大勢のお客さまやお友達に全力で応援していただいたにもかかわらず、私の力不足で志半ばで閉店することになってしまいましたが、それでも本当に春道堂を開いてよかったです。

 

閉店して一年以上が経過し、めったに更新をすることもないのに、まだこちらを見てくださっている方がおられることもありがたく思います。

 

長い人生のほんのひと時かもしれませんが、あの店で一緒に過ごすことができた皆様の今後の日々に幸多かれとお祈り申し上げます。

2019年

1月

01日

あけましておめでとうございます!

新年あけましておめでとうございます! 

 

さて、昨年中は春道堂にて大変お世話になりました。思い起こせば去年の1月はご予約でびっしりで、大晦日から2日まではお休みをいただき、実家で朝から酒を飲みつつ、残りひと月の営業のための鋭気を養っていたものです。

 

15年ぶりに会社員になった私の今回の年末はなかなかハードでした。街中の商業施設内のテイクアウト専門店で働いておりますので、当然年末は稼ぎ時の大忙しでして、30日から31日にかけてはオードブル作りのために職場に泊り込んでおりました。

 

31日は疲れ切って帰宅直後に倒れるように眠ることになろうかと思いきや、長時間働き抜いた達成感で妙にテンションが上がって、酒を飲みながら紅白を全部見た後にジャニーズカウントダウンを見てカウントダウンTVスペシャルまではしごしました。歌番組が好きなので至福の時間でした。

 

私は子供の頃から紅白が好きで、これまでは毎年年末年始は実家に帰っていたので、親や親戚と一緒に見ていました。今回は45歳にして初めて一人で見る紅白でしたが、これはこれでなかなか趣深かったです。

 

ただ、合間合間にはさまれるNHK番組の宣伝っぽいものや企画物は、みんなで感想などを言い合いながら見るには悪くないのですが、一人で見ているとあまりにも退屈なので、紅白は録画して時々他の録画番組を再生して間を稼ぎ、興味のない曲や企画物等を飛ばながら見ました。

 

ところで今回の紅白は全体を通してなかなか良かったと思いませんか? 私の世代でも知っている歌手や知っている曲が多く、若者の歌でも予想外に胸を打たれたものもありました。

 

飛ばして見たせいもあるかもしれませんが、最後の1時間ぐらいはほぼリアルタイム視聴でしたし、紅白マニアの私からしても、近年まれに見る面白さだったと感じました。

 

 

元日の本日は休みで、昼から初詣に行きその後銭湯に向かって初湯に浸かり、湯上りにはビールを飲んで、銭湯に置かれている漫画を読んでと、一人でも極めて有意義に過ごしました。

 

銭湯のサウナ内でいきなり全裸で体操を始めた高齢女性がおり、その時彼女のすぐ横に設置されたテレビからはMAXの冬の定番曲「一緒に…」が流れていて、紅白で注目度の低い歌手が出てきた際に行われる謎演出(曲と関係ないハードなバックダンスやけん玉等)を彷彿とさせて笑いをこらえるのに必死でした。

 

そんな風に一人は一人なりに楽しい正月を過ごしていたのですが、明日は始発で出勤なので、もう少ししたら寝支度に取り掛からねば。

 

 

昨年は店を畳み、44歳にして新入社員になり、新たな仕事に悪戦苦闘し、大いに自信を喪失したりと、我が人生最大級に激動の一年でしたが、何とか乗り切って無事に年を越せたことで自信になりました。

 

前年が大変だった分、今年はもっとずっと良い年になるような予感がします。

 

皆さんにとっても私にとっても楽しくすばらしい一年になりますように!

2018年

9月

10日

ご無事でしたか?

こんばんは、中村です。先日の地震、皆さん大丈夫でしたか?

 

私は食器が割れたくらいで心身ともにまったく無事でした。自宅近辺は地盤が悪いのでものすごく揺れて、ああ、今死ぬのかと思いましたが。

 

しかし停電には参りましたね。唯一の情報源であり、知人と自分のとの架け橋である携帯の充電が減ってゆくのが怖くて仕方がありませんでした。

 

携帯に頼りすぎを反省しつつ、災害時に人とつないでくれる携帯の存在が最もありがたかったので、充電器を購入しようと思いました。

 

今は会社員なので、停電のため臨時休業となり自宅待機だったにもかかわらず、通常通りの給与をいただけるのは本当にありがたいことです。

 

40半ばで新入社員になってもう5ヵ月。初めての仕事と職場で、新しく覚えることがたくさんで、思うように出来なくて失敗してばかりで、毎日が緊張でいっぱいいっぱいで、ものすごく長い時間が経ったような気がします。

 

人生の転機があった後はいつも、考えることがたくさんありすぎて、時の流れを遅く感じます。おそらく慣れるにしたがって、時の流れも速くなるのだろうと思います。

 

不足する食料や物資もあり、電力不足も心配されますが、我らの北海道はきっと大丈夫、すぐに復活しますよ。なんせ食料自給率が最強ですからね。

 

たびたび余震もあり、不安な日々が続きますが、みんながんばりましょうね!

2018年

7月

24日

夏ですね

こんばんは、中村です。またもやしばらくのご無沙汰でしたが、おかげさまで元気ですよ!

 

季節はすっかり夏となり、本州は猛暑どころか酷暑で大変みたいですが、札幌は今のところそれほどでもありませんね。あまり暑すぎるのはつらいですが、せっかくですから夏らしさも味わいたいものです。

 

新しい職場で働き始めて三ヵ月半になります。いわゆる飲食店ではなく持ち帰りのお店ですが、6月からは厨房で調理の仕事をしております。

 

これまで十数年料理を作ることを仕事にしてきたのに、持ち帰りのお店ではまったく勝手が違い、経験が余り使い物にならないことに当初は呆然とし、何度も心が折れかけました。

 

たびたび失敗しては落ち込むことも多い毎日ではありますが、それでもやっぱり調理の仕事自体は楽しくて、私は本当に食べ物を作ることが好きだなぁと痛感しています。

 

先の見えない修行中の身ではありますが、好きこそ物の上手なれという言葉を信じて精進あるのみですね。

 

 

春道堂を畳んでから半年以上になります。今でも休みの日にはすすきの方面に足を運ぶことが多く、ついでに春道堂の入っていた第5グリーンビルを見に行ってしまいます。

 

つい先日も友人との待ち合わせまで時間があったので寄ってみたのですが、外看板にもまだ春道堂の看板が入っていて、新しい店舗が決まっていないようです。

 

閉店後も何回も通っているのに、今回はじめて懐かしさに息が詰まりました。ちょっと客観視できるようになったのかもしれません。

 

春道堂を営業していた3年半は濃密で、とてつもなく長く感じていたはずなのに、今となっては一瞬の夢のだったような気もします。

 

ならば今の中年新入社員苦闘日々も、あとで振り返れば一瞬なのだろうか? 

 

どんなに長くても終わってしまえば一瞬と感じられるならば、人生もまた一瞬なのか? 

 

下天は夢か?

 

なんてことを考えながら、春道堂時代の夜型から一転、朝6時に起きて出勤する毎日です。労働者の皆さん、お互いがんばりましょうね!

 

 

さて、かねてよりお伝えしておりましたが、ホームページ有料プランの解除に伴うホームページのアドレス変更が近づいてきました。

 

7月30日までにはアドレスが変わりますので、ブックマークしてくださっている方はご注意下さい。

 

記録魔ゆえにこのホームページ自体は残しておく予定ですので、春道堂で検索して見つけてくださいね。

2018年

6月

28日

生きてますよ

こんばんは、中村です。しばらくのご無沙汰でしたがちゃんと生きてますよ! 

 

今日はお休みで健康診断に行ってきました。会社のお金で検診まで受けられるなんて、会社員とはありがたいものです。

 

そんなわけではじめてのバリウム検査を体験してきました。

 

検査専門の病院は待ち時間が長く、前夜21時からの絶食でかなり空腹になり、バリウムでもいいから早く飲みたいと思ったのですが、カップにたっぷりのぬるくてもったりした液体をすべて飲み込むのはなかなかにきびしかったです。

 

しかもお腹をふくらます発泡剤を飲まされているにもかかわらずげっぷはがまんするように言われ、胃から湧き上がる空気をバリウム液を飲み込み押し戻す苦闘に結構な時間を取られました。

 

ようやく飲み終えると背中をつけて立っていた検査台が後ろ向きに倒れ仰向けになり、その後台の上で繰り返し回らされたり……

 

湧き上がるげっぷとの戦いでしたが、バリウム検査があれほどアトラクション的なものだとは知らず、ちょっと面白かったです。同じ胃の検査でも胃カメラに比べたら何百倍も楽でした。

 

 

ところでこのホームページもそろそろ年間契約更新の時期なので、近く有料プランから無料プランに移行する予定です。

 

ホームページ自体はなくさない予定ですが、アドレスが変わりますので、ブックマークをしてくれている方は以降後、ブックマークからは見られなくなる可能性がございます。

 

フェイスプックで見ていてくださっている方には変わらず更新情報をご覧いただけるよう設定したいと思っていますが、パソコン関係の作業があまり得手ではないもので、多少時間がかかるかもしれません。

 

ブログにつきましては生存報告も兼ねまして、今後もたまに更新する予定です。今まで見ていたのに見られなくなった場合は「春道堂」で検索していただけたらと思います。

2018年

5月

28日

お久しぶりです

こんばんは、しばらく更新しませんでしたが、私は元気ですよ。

 

ブログは休みの日に更新することがほとんどでしたが、ここしばらく休みの日は昼から遅くまで出かけることが多かったもので。

 

休みの日はすすきの方面に向かうことが多いです。昨日の休みも所用で昼間に大通すすきの方面に行ってきたのですが、やっぱりいつ来ても心ときめく場所ですね。

 

ほんのちょっと前まで毎日通って働いていたことが信じられないくらい懐かしく愛おしく感じました。やっぱり今でもすすきの大好きです。

 

春道堂営業時は夜型の生活を続けていましたが、最近ではすっかり昼型です。休みの日でも遅くても8時台には起きます。休日に早起きすると一日を長く感じます。

 

とりあえず近況報告でした。それではまた!

2018年

5月

07日

桜も過ぎて

今年は休みのタイミングが合わず、大好きな桜を見ぬままに終わってしまいました。前回の休みでちらりと4分咲きを見たのが唯一です。

 

思い返せば、就職はもちろん二度の開店も今回の転職も春だったので、人生の転機が訪れるたびにいっぱいいっぱいになり、花を愛でる心のゆとりがなくて、桜を見逃している気がします。

 

人生88年と考えたら、一回たりとも逃がすのはもったいないというのに! 来年の今頃は穏やかな気持ちで存分に花を楽しみたいものです。

 

もうすぐ働き始めて一ヵ月になります。店を畳んでからも3ヵ月を過ぎ、すすきので命を燃やし尽くした三年数ヵ月に懐かしさすら覚えます。お客さんが来ない日などは地獄のように一日が長かったのですが、不思議なもので過ぎ去ってしまえばあっという間に感じますね。

 

新しい仕事を始めたばかりの今は、おぼえることも失敗することもたくさんあり、毎日がいっぱいいっぱいで、出勤の日の一日をとても長く感じますが、この日々も後で振り返ればあっという間なのでしょうか? 

 

果たして私はいつか失敗をせずにスムースに働けるようになっているのか、一年後の自分を見てみたいと痛切に思います。

 

とにもかくにも今できることは日々精進だけですね。明日もがんばろう!

2018年

4月

30日

春ですね

こんばんは、いよいよ桜も咲き始めましたね。私が今日街中で見たのはまだ3~4分咲きでした。

 

新たな職場で働き始めて三週間、いまだ己の要領の悪さと力不足と痛感する毎日です。

 

 

せっかちですぐに結果を得られないとひどく落ち込み、激しい自己嫌悪に陥ってしまうのが若い頃からの私の悪癖です。

 

失敗やだめなところばかりを数えて鬱々するよりも、楽しく元気に働くことを心がけるほうがよっぽど有益ではないかと最近気付きました。

 

上達に早道はなく、腰をすえて前向きに日々精進するしかないのだと思えるようになってきた今日この頃。明日からもがんばらねば!

 

 

さて、ここでこのブログとホームページについてのお話を。

 

私がもともと文章を書くのが好きなのと、お客様や知り合いで楽しみといってくださる方もおられるので、閉店後もこのブログを続けております。めったに更新しないのに毎日一定数の方が見てくださっているようで、大変ありがたく存じます。

 

本来ならば店名をはずし、店に関することを削除して、個人として新たにブログでも始めたほうが良いとも思うのですが、私は子供の頃からの年賀状や写真や授業のノートすらなかなか捨てられないような記録魔でして、3年数ヵ月全身全霊を傾けた春道堂の記録を消してしまうのが惜しいと思ってしまうのです。

 

考えに考えて作り上げた美しい百合コースやおいしいかにコースの写真を削除してしまうのも、なんかもったいなくて。

 

そんなわけで、まだしばらくは春道堂の記録を残しておくつもりです。

 

ただし、現在のこのホームページは年単位で費用がかかる有料のプランをつかっているため、契約期間が終わる7月以降に無料プランに移行する予定です。

 

無料プランになってもホームページ自体はそのまま残りますが、アドレスが変わってしまいます。

 

フェイスブック等でこのホームページにくださった「いいね」は消えてしまうかもしれません(詳しくないので、実際にどうなるかはよくわからないのですが……)。

 

ブックマークから見てくださっている方は、ある日突然削除されていて驚かれるかもしれませんが、春道堂で検索していただけたら変更後のホームページにたどり着けると思います。

 

くわしくは近くなったらまた告知いたしますね。

2018年

4月

21日

働くって

こんにちは、中村です。今日明日とお休みなのです。

 

働き始めてもうすぐ二週間。覚えねばならないことがたくさんあって、毎日帰宅後に復習をし、出勤前も予習をしています。

 

それでもなかなか覚えられず、作業は遅く、たびたびしょうもないミスしてしまいます。先輩方にフォローしてもらってばかりで、いい歳して情けない話です。

 

歳に関係なく初心者は初心者だってことは分かっていますが、それなりの社会経験を積んで来たはずなのに、こんなに手際も覚えも悪くて私は大丈夫なのか? と思ってしまいます。

 

44歳で新しい職場に勤めることに大変な緊張がありましたが、特に不安に感じていたのは他の人と一緒に働くことでした。

 

会社員時代に配属された部署は途中から私一人になったので、負担は大きくても自分のペースで働けたし、29で会社を辞めてからの15年のうち10年は自営業で一人仕事をしてきました。

 

なので、この歳から人様と連携してうまく働けるのだろうかと。

 

実際に働いてみて、やはり先輩たちの驚くばかりの早技にあわせて動くのは難しいのですが、何かあれば助けてもらえるし、ひとりではない安心感もあります。

 

失敗してもとろくても働いた分の時給をいただけるなんて、とてもありがたいことだし、守られていると感じます。

 

こんな風に思えるようになったのは、やはり一度自営業を経験したからかもしれません。新卒で会社員になった時は、待遇面などに不満を感じることも多かったし、今ほど働くことに必死ではなかったと思います。

 

前回のお休みはスキップで帰りそうなくらいひたすら嬉しかったのですが、今回はちょっと複雑な気持ちもあります。

 

もちろん休み自体は非常に嬉しいです。今日は昼から軽く酒を飲んだり、テレビで野球を見たり(がんばれファイターズ!)、これから飲みに出かけるし、明日は風呂に入りに行くつもりですし、思い切り満喫しまくっていますが、二日続けての休みでせっかく覚えたことが抜けたり、気持ちの張りが切れてしまうのではないかと心配です。

 

とにかく早く仕事を覚えて、自信を持って働けるようになりたい。今はそのことばかりを考えています。

 

毎日一生懸命働いて、休みは休みで心から楽しめる人生を送りたいです。

2018年

4月

16日

働くってすばらしい!

こんにちは、長らくご無沙汰しておりました。

 

実は就職が決まりまして、先週から働いております。飲食店ではありませんが飲食関係です。

 

具体的にどこでとは申し上げませんが、札幌市内のたくさん人の来るところなので、偶然お会いすることもあるかもしれません。

 

一介の従業員ですし、忙しいお店なので勤務中は個人的に話し込んだりは出来ませんが、気付いたらお声をおかけいただけたらと思います。

 

今回の就職活動は自分の適性に合った、楽しく快適に働けそうな職場を探し出すことに時間と労力を費やしました。

 

就職は仕事の内容と同僚と環境と自分との相性が重要というのが、いくつかの職を経てたどり着いた私の結論です。適材が適所におさまるこそことが、働く側・雇う側双方にとって最も幸せで効率の良いことだと。

 

 

店を閉めてから自由な時間がたくさんあったおかげで、これまでの人生を見つめなおし、就職も含めたこの先の生き方をしっかり考えられました。

 

2ヵ月ほど仕事を探しながら、いろんなところに出かけたり、いろんな人に会ったりしていました。二十数年ぶりに高校時代の恩師とも再会して飲みに行きました。

 

遊んでばかりで楽しかったけど、店を畳んでから日が経つにつれ、働いていないことの罪悪感とつまらなさが大きくなり、人と会っている時は良くても一人で家にいる時はどんよりしていました。

 

暇な時間はたくさんあったのに、このブログを更新する気力すら湧きませんでした。

 

今日は働き始めて最初のお休みです。毎日がお休みだった就職前と、丸一週間働いた後にもらえる休みとでは、ありがたさが全然違います。

 

やっぱり働くってすばらしい!

2018年

3月

13日

室蘭へ

今日は久しぶりに会社員時代に6年近くの月日を過ごした室蘭に日帰りで遊びに行ってきました。かつての会社の同僚と会うためです。

 

前に行ったのは春道堂を開店する直前だったので、ちょうど4年ほど前です。ずいぶん遠いところみたいに思っていたけど、行ってみると高速バスで札幌から2時間足らずで、小説を読んだり居眠りをしたりしているうちにあっという間に着きました。

 

調理学校に行くために会社を辞めて室蘭を離れたのは15年前、29歳の時でした。大学卒業後に最初に働いた職場なので、一番印象が強く、今でも度々働いていた当時の夢を見ます。

 

見る夢は大体ミスをして焦っているものです。スーパーの本部でチラシやPOPの仕事をしていたので、明日特売なのにチラシの校正をしていないとか、POPを作るのを忘れていたとか。

 

目が覚めたら「ああ、もう違うんだ。もうチラシもPOPも作らなくていいんだ」と心底ほっとします。当時のプレッシャーは相当大きかったんだと痛感します。

 

当時は辛いことも苦しいことも山ほどあったはずなのに、かつては血を吐きそうなほど嫌だったことすら、今となっては笑える話の種、愉快な思い出でしかありません。

 

命を削るようなサービス残業をして必死に支え続けた会社は大手に吸収合併されて店名も変わり、敬愛していた社長も今は亡く、諸行無常を感じます。

 

しかしあの頃の日々があって今の私なのだから、無駄なものなど何ひとつなかったと思います。

 

 

室蘭の町並は中小都市のご多分に漏れず少々廃れていましたが、かつてはなかった素敵なお店もできていました。

 

札幌の皆さんもおなじみ、おいしい珈琲を飲ませてくれる宮越屋珈琲さんが海を望む高台にありました。店内はガラス張りで、ぐるりと大パノラマで海を見渡せます。

 

帰り際、デッキに出てみるとこの景色でした。

17時近くに撮影したものです。大変感じの良い店員さんに「もう帰るんですか? これからもっときれいになりますよ」と言われました。 夕日が沈む頃には超絶的に美しいのでしょうね。

 

 

ちなみに私たちの席があったのはデッキの逆側で、小さな漁船がたくさん見える漁港でしたが、遠くに白鳥大橋と工場群も見えました。

ガラス越しの撮影なのでわかりにくいですが、夜に来たら工場夜景で相当きれいであることが想像できました。

 

帰宅後に調べると『宮越屋珈琲MUTEKIROU』という店名のようです。皆さんも室蘭に行くことがあればぜひ寄っていただきたい。景色が良いことはもちろん、珈琲もケーキも大変おいしかったですよ。

 

 

帰り際、バスの時刻まで余裕があったので、スーパーに寄りました。さっきまで生きていたみたいに新鮮な魚が何かの間違いみたいな激安で衝撃を受けました。買って帰りたかったけど、バス内に生臭いにおいを撒き散らすと申し訳ないので断念。

 

すばらしい景色に安くておいしい魚に朗らかでやさしい街の人たち。そして近くにはいつも海が……

 

住んでいる時はわからなかったけど、20代の6年を過ごした室蘭はこんなにも良いところだったんだ!

 

  

しかし、15年前に会社を辞めて以来会うのは二回目だと言うのに、当時の同僚達とは昨日まで一緒に働いていたかのように会話が弾みます。

 

たびたび職を変えるのはほめられたことではないのかもしれないけれど、そのたびに新たな友達が出来て、人生の財産が増えるのはうれしいこと。

 

新たな就職先でも生涯の友に出会えると信じて、がんばって職探しせねば!

 

2018年

3月

11日

またも利家

私はまだ仕事探し中です。就職活動をするのは前の店を畳んだあと以来なので、およそ7年ぶりなのですが、当時に比べて飲食業の募集がたくさんあることに驚いています。

 

本当に景気が良くなったのか? 飲食業はそんなにも人気がないのか? あるいは3月は募集の多い時期だそうなので、そのせいなのか? 

 

募集が多いのと私が採用されるかどうかは別の話なのですが、毎日目移りするほど新規の募集が続々と出てくる状態なので、今は様子見をしています。

 

しかし、働く先が決まっていないのは不安ですし、せっかちな私はじっと待つことが何より苦手で、宙ぶらりんのこの状態はかなりのストレスです。

 

今ある中から決めてしまって、毎日忙しく過ごしたほうが楽になれるのかもと思いつつも、焦って決めた後に理想的な募集が出てきたらものすごく後悔するだろう。

 

でも待ってもより良い条件が出るとは限らないし、こうしているうちにも有限な人生の残り時間が減ってゆくし、迷うよりもさっさと働き始めたほうがいいのでは? 

 

しかし、この先の人生の多くの時間を捧げる職場だからこそ真剣に選択するべきで、心に迷いがある状態で考えることを放棄するのは一種の逃げではないか?

 

焦りと不安で毎日もやもやと落ち着かないこの感じ、なんか覚えがあると思ったら、物件探しをしていた時と同じだと気付きました。そういや4年前の今頃もこんな気持ちで過ごしていたんだっけ。(春道堂への道③④参照)

 

ならば今回もただ座して待つのではなく、情報収集や分析など自分に出来ることを納得行くまでやり切れば、おのずと迷いは解け答えが見えてくるはず。

 

最近は一人で家にいると気が滅入りがちでしたが、意識的に気持ちを切り替えて、前向きかつ積極的に行動することで、あの時と同じように最良の場所にたどりつけると信じます。



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