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11月28日休業いたします

こんにちは、中村です。今日はいいお天気ですね。温かくなったり寒くなったりを繰り返していて、外の路面状況は心配ですが。

 

さて、今週のお休みですが、明日11月28日(火)に決定しました。来週はありがたいことに木曜から月曜までご予約をいただいておりますので、今のうちにゆっくり休養して鋭気を養います。そろそろ年賀状も書き始めなくては……

 

 

年賀状と言えば、昨日郵便局に集荷を依頼したら、小包を取りに来たお兄さんに「集荷と関係ないのですが、年賀状って使いませんか?」と尋ねられました。

 

ちょうど買いたいと思っていたので大変助かったのですが、今は集荷の人までもこまめにセールスをしなければならず大変なんだなぁと思いました。

 

郵便局の窓口に荷物を持って行った時にも、送り状の品名の欄に「ラー油」と書かれているのを見て、「ラー油に良く合う冷凍しゅうまいを販売しているのですが、いかがですか?」と言われ、やはり大変だなぁと思いました。

 

私は両親が郵便局員だったので、郵便局の方たちには少なからぬシンパシーを感じます。

 

そしてもしも、私も郵便局員になっていたら、今頃あんなふうに窓口でしゅうまいを勧めたりしていたのだろうかと思うと、やっぱり無理だなぁと思います。

 

 

私は学校を出てすぐに調理の仕事に就いたわけではなく、大学を出た後に地方スーパーに就職しました。

 

スーパーと言う職種を選んだのは、好きな食べ物に関わる仕事をしたかったのと、身体を使って働きたかったからです。

 

朝から晩まで野菜を運んだり魚を切ったりして汗水流して働いて、疲れて家に帰って風呂に入って晩ごはんを食べて一杯飲んで寝る、そんなシンプルでさわやかな人生を送りたいと思っていました。

 

しかし入社後すぐに本部に入ることになり、チラシやPOPを作成したり売上を分析したり、それと平行してひっきりなしにかかってくる電話も受けていたので、朝から晩までほとんど机に座ったままでした。

 

大卒の給料をもらうのだから、現場で野菜を運んだり魚を切ったりするだけでは許されないのは当然だと今ならわかりますが、正直なところ当時は同期入社の中で私だけが現場に出られず、偉い人たちばっかりの事務所で働くことがショックでした。

 

その会社には6年間いて、色々な経験を積ませてもらい、大変お世話になりましたが、30歳になるまえに自分の人生の方向性をちゃんとしようと思い、29歳で会社を辞めて調理学校に行きました。実は飲食店主になることは子供の頃からの夢でした。

 

その後、紆余曲折がありまして今に至ります。

 

つくづく思うのはやっぱり身体を使って働くのは楽しいなぁと。

 

朝から晩まで休みなく働いて、一度座ったら立ち上がれないくらいくたくたになっても、身も心もさわやかだし生きている感じがします。ご飯も酒もおいしいです。

 

 

おかげ様で今年は大忙しの楽しい年末年始を迎えられそうです。春道堂で過ごせる時間もあとふた月、悔いのないよう全力全開でがんばります!

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