また、楽しからずや

こんにちは、中村です。本日大型台風が北海道に上陸との話だったので、昨夜は洗面器に水をためて寝ましたが、今の札幌は風も雨もなく日が差しています。

 

一時間前ほど、台風は札幌市南西部を北上中とのことでしたが、不思議なほどに無風で雨も弱かったです。本当に今台風は北海道上空にいるのだろうかと、何度もテレビの台風情報を見返しました。

 

しかし広い道内では避難指示をされている地域もあり、まだまだ油断は出来ません。みなさま台風が完全に通過するまで充分にご注意くださいね。

 

 

さて、昨日はお昼にランチパーティーのご予約があり、夜は夜で特別コースのご予約があり、朝から晩まで忙しく働く充実した一日でした。

 

お昼のお客さんは地元の後輩と中学校の先生で、私はせっせと働きながらも会話が聞こえてくるのも楽しく、ミニ同窓会に混ぜてもらえたように心が浮き立ちました。

 

先生には30年ぶりにお目にかかりましたが、変わりなく若々しく、一瞬で中学生の頃の自分に戻った気持ちになりました。

 

また、後輩のうちの二人は同級生の弟さんで、こちらは中学生1年生のまだあどけない少年の姿で記憶が切れているので、背も伸びて立派な大人になって目の前に現れるとなかなかの衝撃でした。30年も過ぎたので大人で当然なのですが。

 

 

私たちの小学校中学校は一クラスしかなく、生徒の入れ替わりは転入と転出くらいで、9年間を密閉状態で過ごしました。

 

おかげで学年が違っても±2学年くらいまでは顔や名前を完全に認識できていましたし、友達の兄弟姉妹となると、どんな部活に入っていてどんな性格でクラスでの立ち位置がどうかまでも大体把握できていました。

 

そんなわけで、友達の弟妹にはただの後輩以上の親しみを感じており、立派に成長し大人になった姿を見るとなんとも嬉しく懐かしい気持ちになりました。

 

 

もしも私がお店をやっていなければ、こうして同級生に弟や中学校の先生に会うこともなかったと思います。大人になると親しい友人ですらお互いの都合を合わせることは難しく、ましてや連絡先も知らない先生や同級生の弟と顔を合わせる可能性など本来なら皆無でしょう。

 

なのに私ときたら、自分の店に居ながら、仕事をしながらにして、懐かしい人や親しい人に会うことが出来るのです。つくづく飲食業とはなんとありがたくすばらしい仕事なのだろうと思った一日でした。

 

お土産に地元の銘菓詰め合わせをもらいました。

我らが街が描かれた懐かしい包装紙……

 

生徒数の減少のためいまや廃校になった私の出身小学校、中学校も描かれています。

 

私は高校卒業後すぐに家を出てしまったけど、今でも地元で働き、根を下ろすようにしっかりと暮らしている人たちを尊敬します。

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