9月にご用心

こんにちは、中村です。昼間はまだ暑いものの朝晩涼しくなってきましたね。空にはきれいなうろこ雲、すっかり秋めいてきました。

 

ところでみなさん、一年で一番食中毒件数が多いのはいつかご存知ですか? 食中毒警報がさかんに発令される7月か8月だろうと思うところですが、実はこの9月なのです。調理学校の授業で習った時には驚きました。

 

9月に食中毒が多く起こる原因として

 

①暑い夏の後で体力が低下している

②急に涼しくなったので油断する

 

の二つが考えられるそうですが、特に②については納得しますね。うだるような暑さの8月の後に少し気温が下がると、ものすごく涼しくなったような気がしませんか? 

 

涼しいしちょっとくらい大丈夫だろうと思って、買ってきた生ものを買い物袋に入れたまましばらく放置したり、薄味の煮物など盛夏なら冷蔵庫に入れていたようなものを台所に置きっぱなしにしたり、皆さんも心当たりがありませんか? 

 

激暑の日々の後だから涼しく感じてしまうかもしれませんが、良く考えたら9月の気温は7月と変わらないのですよね。急に暑くなってきて食品衛生に慎重になる7月と同じ心構えで気をつけたいものです。

 

飲食店はお客様の健康を預かる仕事。衛生管理は美味しさ以上に絶対的に重視すべきことです。私は日々「9月は食中毒の季節……」とつぶやきながらより気を引き締めております。皆様もご注意くださいね。

 

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