メニューについての考察

こんにちは、中村です。今日はとても良い天気ですね。空は青く風はさわやかです。

 

札幌はまだ8月だと言うことを忘れそうなくらい涼しくなってきました。昨日など上着を羽織って外出すればよかったと思うほどでしたよ。

 

終わってみれば今年の夏はここ数年の間ではかなり過ごしやすい方だったのではないかと。暑い暑いと文句ばかりを言っていたのに、いざ気温が下がると何か寂しく、照りつける日差しの下で汗だくになっていた夏が恋しくなるのも毎年のことです。

 

と言うことで、そろそろ秋メニューへの変更を考えております。それに伴いまして、ご好評いただいたモヒートとガリガリ君ハイボールは8月30日をもちまして販売終了とさせていただきます。飲みたい方はあと5日のうちに!

 

この機会に飲み物の種類を増やそうと思っています。これからの季節においしい温かいアルコールメニューについても色々と考えをめぐらしております。メニュー開発のためにがんばって片っ端から試飲せねば!

 

 

お料理についてもメニューの再構成を真剣に考えております。

 

当店は厨房も冷蔵庫も狭く、たくさんの種類の料理を常に準備しておけないから、その代わりに日によって異なるメニューをお出ししようと、開店当初から考えておりました。種類は多くないけど、いつも来ても違うものが食べられると、新鮮味があってお客さんもうれしいのではないかと。

 

でも…… 店に行って見なければ何があるかわからないのもちょっと困りますよね。特に好き嫌いやアレルギーのある方にとっては。

 

コースなら好き嫌いを伺ってメニューを組むことができますし、あらかじめお料理のリクエストを承ることもできますが、仕事の後に急に飲みたくなった時などにはそういうわけにも行きませんしね。

 

自分が飲みに行くならどういう店がいいだろうかと考え、はっとしました。私は何度も通っているお店がいくつかありますが、どこの店でも毎回ほぼ同じものを注文していたのでした。

 

たとえば某居酒屋では必ずつくねをたれで3~4本食べ、他に注文するとしたら豆腐サラダかラーメンサラダかおにぎり。別の居酒屋ではねぎ間をたれで5本ほど食べ、後はおにぎりかあんかけ焼きそば。また別の店ではつくねチーズをたれで2本と鶏ねぎを2本と大根サラダとおにぎりは必ず頼みます。(おにぎりに焼き鳥のたれをつけて食べるのが好きなのです)

 

もちろん一緒に行く人の好みで注文のラインナップは変わることもありますが、私自身が頼むものはほぼ決まっています。

 

もしもつくねやねぎ間が日替わりメニューだったら、食べてとてもおいしかったものが次に来た時にはあるかないかわからなかったら、ちょっと困るなと思ったのです。

 

 

そんなわけで、今後レギュラーメニューの比重を増やそうと考えております。

 

もちろん、すべてを固定するわけではなく、夏場のラタトゥイユのようにその季節においしいものや、私が作りたい、食べたいと思ったものは今後も日替わりメニューに入れて入れていく予定ですが、「春道堂に行ったらこれを食べなきゃ!」とお客さんが口を揃えて言うような魅力あふれるお料理を作り上げたいものだと。

 

 

まずは店へ向かって試作試作! 

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