自慢のコースメニューをご紹介

こんにちは、中村です。今日は昨日営業の代休で臨時休業をいただいております。

 

昨日は久しぶりにコース料理を作ったのですが、存分に腕を振るえてとても楽しかったです!

 

知り合いの宴会だったのでお出しする前にお料理の写真を撮らせていただきました。ちなみにコースをご予約いただいた場合は、あらかじめお品書きをお渡ししております。

 

下手ではありますが、心をこめて書いております。何が出てくるかが先にわかっていれば、好物に備えておなかの加減を調整できますしね。

 

前菜からサラダくらいまではお席について間もなくにお出ししておりますが、それ以降は順番の変更も可能です。お腹にたまるものを先に食べたいと思われることもあるでしょうし。

 

 

余談ですが私は炭水化物とお酒と言う組み合わせが大好きなので、イタリアンの店に行くとピザとパスタが後半に来ることにフラストレーションを感じていました。

 

サラダや前菜を食べながらビールをがぶ飲みして炭水化物の登場を待っているのですが、先に出たものの皿がすべて空いた頃にならないとピザやパスタは現れません。

 

混んでても空いてても毎回同じようなタイミングで届くので、おそらく、さっぱりしたものから始めて、次にこってりとしたものを温かいうちにとのセオリーに沿った心遣いなのでしょう(調理場としてはタイミングなど気にせず、できた順に出すほうが楽ですからね)。

 

しかし、せっかくお腹を空かせていったのに、ピザが着く頃には空腹しのぎに飲んだビールでお腹がジャブジャブ…… なんてことがよくあります。空腹MAXの状態でチーズとろける熱々のピザにかぶりつきたかったのに!

 

こんなことを何度か経験してからは「お腹がすいているので出来次第持ってきて下さってかまいません」と言うようにしました。

 

それはそれで、ピザとパスタが一気に届いて言葉を発する間もなく皆で貪るようなことにもなりますが、空腹を抱えてサラダ菜をかじりながらいつ来るとも知れぬピザを待ち続けるよりはましです。

 

 

おっと、話がそれましたが、少しでも楽しんでいただけるように、コースでも通常ご利用でも、当店では遠慮なく食べたい順番をお申し付け下さったら幸いです。

 

同じお料理をお出しするなら、一番食べたいと思えるタイミングで十全に楽しんでいただいたほうがこちらもうれしいですしね。

 

では、そろそろメニュー写真の掲載に移らせていただきますね。

 

まずは4種の前菜から

 

 

茶色い、ですね。

 

かわいい前菜と散々謳っているくせにこれ? と失望されるかもしれませんが、実は今回はコースメニュー特別バージョンです。

 

左上から時計回りで、大根のしょうゆ漬け、鶏肉入り玉子焼きお好みソース、麻婆豆腐、きゅうりのなめ味噌添えです。

 

そして次が……

 

 

開始早々甘いものではありませんよ、スイーツ見立て酒肴です。本日のかわいい担当はこちらに集めました。

 

手前からクリームチーズ伊達巻、ミートローフとマッシュポテト、枝豆とはんぺんのずんだもち風。

 

う~ん、かわいいですね! 自分で作っておきながらかわいくてかわいくて、見るたびに私の中の5グラムほど存在する乙女の部分がうきうきと弾みだします。当然ですが味もおいしいです。かわいくておいしい、これは最強です!

 

通常の前菜にはこの手のかわいいおかずが1~2品が盛り込まれています。それだけで茶色かったお皿も一気に華やぎます。

 

前菜をお出しした瞬間に女性のお客様の歓声が上がることを何よりも楽しみにしていたので、あまり写真を載せたくなかったのですが、いつまでも隠しておくわけにも行きませんから本日解禁いたします。

 

愛娘がグラビアアイドルデビューするかのような晴れがましくも切ないこの気持ち……

 

 

お次はサラダですね。

 

 

ロスがひどすぎて開店後間もなくで販売終了となった、幻の春道サラダのアレンジバージョンです。普段は使いにくい生ものもお出しできるのがご予約コースの醍醐味です。

 

サーモンの下にはうまみの強い豆腐の塩こうじ漬けが、上には削りレモンが載っています。さわやかかつ濃厚な味わいでお酒が進みます。私ならこの一皿でビール二杯は確定ですね。

 

さぁ、どんどん行きましょう! 豆乳フレンチトースト・ピザ風です。

 

 

フランスパンに豆乳と玉子をたっぷりしみこませ、両面を焼いてピザソースをかけチーズをのせてさらに焼き、仕上げにバジルパウダーをふりかけて風味付けしました。

 

表面はカリッ! 中はふわっもちっ! チーズがとろり! 皆さんの予想通りのおいしさです。

 

 

次はぐっと渋くローストポークです。

 

 

見た目はごく普通ですが、やわらかさが尋常じゃないです。

 

みなさんご存知のように、豚肉は生で食べてはいけない食材ですが、焼きすぎるとがっちがちに固くなっておいしくないですよね。特にこんなに厚みのある豚肉の調理はなかなかに難しいです。

 

タイミングを見計らって火を止め、余熱で火を通すことで、やわらかくジューシーなのに中までちゃんと焼けている理想的なローストポークが出来上がるのです! 素材のうまみを味わっていただくためにソースはシンプルにぽん酢のみです。

 

地味な見た目ですがこの道10年の集大成とも言える自信作です。数量限定ですが明日も販売しますのでぜひご来店くださいませ。

 

 

続きましてはほっこりと、鶏と大根とさつま揚げの煮物です。

 

 

前日から仕込んで一晩寝かせたので、鶏とさつま揚げのうまみが詰まっただしが大根の中まで染みておいしいです。

 

コースの後半、そろそろ食べ疲れた頃にやわらかく温かい和風味のものが出てくるとほっとしませんか? 

 

申し遅れましたが、当店ではコースメニューはできるだけお一人ずつの個別盛りでお出ししております。それによってお取り分けの手間も省けますし、私の洗い物も減ります♪ なにより、最後の一個をめぐっての血で血を洗う死闘を見ずに済むという安心感もあります。

 

ただし、大皿のほうが見栄えの良いお料理や、大人数でのご宴会の場合は、お客さまにお取り分けをお願いする場合もございますので、この点はご了承下さい。

 

 

さて、そろそろ、〆のお食事の時間となりました。

 

 

豆乳にゅうめんです。これも見た目は地味ですが、うまみはものすごいです。

 

試作で最初に食べた時、見かけに反するあまりのおいしさに衝撃を受け、一気に麺をすすりこみ、あっという間に汁までの飲み干してしまいました。通常メニューにも入れておりますので、コース以外のお客様もご注文いただけます。ぜひお試し下さい。

 

なお、豆乳が苦手な方にはふつうのめんつゆでお出しすることもできます。

 

 

次にデザートなのですが……

 

 

 

申し訳ございません、本日のデザートは最後にして一番の歓声が上がるサプライズメニューなので、写真の掲載は控えさせていただきます。気になる方はぜひコースのご予約をお願いいたします。

 

コースご利用の際にはデザートと一緒にあたたかいコーヒーか紅茶をお選びいただけます。これで二次会の喫茶店代が浮きましたね!

 

 

 

脱線しながら長々と述べましたが、当店自慢のコースメニューはこんな感じです。ね? なかなか良いでしょう?

 

コースメニューのお値段と内容はあくまで目安なので、ご希望があればお気軽にお問い合わせいただけたらと存じます。食べ物のアレルギーや好き嫌い、食べたい物や順序、準備して欲しいお飲み物など、できるかぎり相談に乗ります。

 

思い出に残るパーティーならぜひ春道堂へ! 食べるのは一瞬ですが、楽しかった思い出はいつまでもあなたの心の中で輝き続けることでしょう……

 

 

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